怒りは悪いものという勘違い
怒りの感情は悪いものだと判断していることはないでしょうか。
実は感情というのはエネルギーそのものなので、
いいも悪いもないのです。
ですから怒りという感情も別に悪いというわけではないのです。
それなのに、怒りは悪いものだと信じ込んでいるので、
怒りを感じると、罪悪感が生じてしまい、
生きずらくなっている人がたくさんいらっしゃるのです。
子育てや夫婦関係ではどうしても怒りが生じてしまうので、
厄介ですね。感情をコントロールすることが一番難しいのが、
身近な人との関係でしょう。
感情には「良い」「悪い」はないのですが、
確かに使い方を間違えると大変なことになるのも事実です。
大概怒りという感情は自分の思い通りになっていない時に生じます。
理想と現実のギャップを感じれば、それは大なり小なり怒りに変わります。
嫉妬心も厄介ですね。
しかしその怒りを原動力に努力する方向にいくことが出来れば、
怒りは成⾧につながっていきます。
問題が生じるときは、怒りの矛先を他者に向けるときです。
思い通りに行かないことを人のせいにしたり、
むしゃくしゃした感情を人にぶつけてしまうと、
周りと摩擦が生じるようになります。
この世界は自分のやったことが返ってくる世界なので、
人にぶつけた怒りはいつか必ず自分に返ってきて、
更にいっそう人生のトラブルが増えていく仕組みになっているのです。
これは世界のルールなのです。
そして、その返ってくる時期や誰から返ってくるのかは
分からないのです。
しかし、深層意識ではいつか返ってくることを
薄々知っているので、なんとなくそれに怯えて
生きるようになってしまうのです。
そうやって、人との関係が面倒になり、
ひどいときには、どんどん内にこもっていくように
なってしまうのです。
これでは、楽しい人生とは言えないですね。
せっかくの人生だというのに、それはとてももったいないことです。
怒りは使い方によって、敵にも見方にもなるのです。
この世界は思考エネルギーでできていますから、
エネルギーの使い方はとても大切なのです。
怒りという感情エネルギーも、使い方次第なのです。
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