「体質」というもの
「体質」というものは自分でコントロールできるものだと思っていますか?
「体質」と言われるものは、生まれつきのものだから、、、、、。
そして、その先には親が生んだ身体だから、という諦めに近い思いはありませんか?
体質改善をしようと試みるけど、なかなか変わらない。
もともと太りやすい体質だから、、、
生まれたときに虚弱だったから、、、、
という”生まれつき”という考えに制限されている人は多いものです。
では、思考が現実化するという理論から言うと「体質」って何だと思いますか?
実は、体質と呼ばれるものは”思考の癖”のことなんです。
親からもらった身体、という考え方も思考が現実化する理論では正しい表現ではありません。
親は自分より先に存在しているように感じてしまいますが、親ですら自分の思考がつくりあげたものと考えます。ここは実はとても大切なところなんです。
一般的には、自分は親から生まれたと思っていますね。しかしその思いが、”どうにもならない”という根本的な無力感に繋がっていき、被害者意識が始まってしまいます。「どうせ、、、」という具合に。
フラクタル心理学では、思考が現実化することに例外をつくりません。ですから親であっても自分の思考の結果として捉えるのです。そうやって初めて世界は100%自分の思考で出来ている、というスタートに立つことができ、世界を自分のものとしてコントロールできるようになってきます。
あなたがもし「疲れやすい体質」だと思っているのなら、それは親が丈夫に生んでくれなかったからではなく、自分の考え方が依存的だからなのです。
子どもの頃、親に「自分でやりなさい」と言われたときに、自分でやりたくなかったので「出来ないもん」とか「なんで私ばっかり」とか「なんでやらないといけないの?」と反抗しながら親のいうことを聞いていたので、今でも脳の中では、何かをやらなければならない時に文句で脳を占めてしまいます。すると何かを「やれ」と言われると脳の中で、相手を批判する声と文句で一杯になってしまいます。出来るようになりたいという意欲よりも、やりたくないという怠慢さの方が勝ってしまうのです。すると、精神的な疲れを肉体に持ち越すようになり、慢性的な疲れをうみだすのです。すると「〇〇だからできない」という都合のいい言い訳ができるのです。あるいは、疲れている方が本当には頑張っていなくても頑張っている気になれるので、無意識の中で疲れを手放せません。脳はメリットがあると思っていれば、それを手放せないので、いつも疲れた状態を保とうとするのです。
本当に疲れ知らずの元気な身体を得たいのであれば、「やりたくない」「面倒だ」という思考回路を根本的に変えなければなりません。いくら食事やトレーニングで体質改善をしようと思っても、思考そのものが変わらなければ、なかなか結果が出ず、長続きさせることが難しいでしょう。思考回路を変えれば、もっと簡単に効率よく体質改善することが可能になります。
マスターコース初級講座を受講されると、自分の思考がよくわかり、思考回路を変えることが出来るようになります。